自分はテキパキと仕事をしているにも関わらず、
「仕事が遅い!」 「もう少しスピード感持ってできないの?」
と上司や同僚に指摘され、がっくり肩を落とす。
こんな経験をしたことはありませんか?
私も前の会社では、やる気だけはある若手で、いつも先輩や上司に「遅い!」「なぜできない?」「やる気があるのか!」と散々怒鳴られました。
仕事をダラダラやっていて怒られるのならば納得できますが、一生懸命頑張っているのに、仕事が遅いと言われた日には、
「じゃあどうすれば良いんじゃい!!!」
と逆ギレしたくなりますよね。
どうすれば仕事がデキるビジネスマンのように、仕事を次々と片付けることができるのか。知りたいですよね?
ということで今回は、仕事が遅くて悩んでいるあなたに、超効率的に仕事のスピード早められる驚きの仕事術をご紹介します!
私も実践して、間違いなく効果がある方法なので、ぜひ試してみてください。
「仕事が遅い」は集中力アップで改善できる!
仕事が遅い人と仕事が速く、かつ大きな成果の上げる人との違いはどこにあるのでしょう?
世間では小手先のノウハウやツールがもてはやされていますが、あまり注目されていない最も大きな違いは、集中力です。
超一流と三流のバイオリニストの面白い実例を紹介します。
世界で活躍する超一流のバイオリニストの練習時間を調べたところ、1日に何と3~4時間程度だったことがわかったのです。
これに比べて、三流のバイオリニストの1日の練習時間は12時間以上だったのです。
けっこうショッキングな結果ですよね!
つまり一流の人間は、短時間に一気に集中することで、大きな結果を生み出していたんですね。
この圧倒的な集中力を手に入れることができれば、仕事のスピードは劇的に改善されるというわけです。
では、どうすれば集中力を上げることができるのか、その方法を見ていきましょう!
集中力が最も高い時間帯は?
まず初めに人間は、最も集中力が高くなるのはいつなのかをご紹介します。
これは多くの人が感覚的に理解していると思いますが、結論から言うと、起きてから3時間後と言われています。
例えば、朝6時に起床する人は午前9時ごろに集中力のピークがくるというイメージです。
そして時間が経つにつれて、徐々に減少していきます。
ということは、朝9時ごろに最もやるべき仕事、重要な仕事、難しい仕事を持ってくることで、素早く仕事を処理することができるという事ですね。
やるべき仕事と時間帯を分ける
もう少し詳しく解説しますね!
先ほど「最もやるべき仕事」という言い方をしましたが、正確には「重要な判断が必要な仕事」です。
人は難しい判断は先延ばしにする習性があります。これがズルズル伸びて、仕事が遅くなる原因になります。
「めんどくさいから、後でやろう」と思っていたら、いつの間にか忘れていて大変なことに・・・こんか経験したことがあると思います。
これを防ぐために、判断が必要な仕事は午前中の早めに済ましておきましょう!
逆に午後は単純作業や事務処理など、頭を使わなくてもいい仕事に向いています。
- 午前・・・重要な判断が必要な仕事(頭を使う仕事)
- 午後・・・単純作業、事務作業(頭を使わない仕事)
こんな感じで分けておくと、貴重な集中力を有効に使うことができますよ(^ ^)
集中力が切れる原因
ここでまた1つ、驚くべき情報をお届けします(^ ^)
人は一度集中状態から途切れると、また同じ集中状態に戻るまでに15分かかるというデータがあります。
という事は、もし15分ごとに集中が途切れてしまっているなら、いつまでたっても集中して仕事ができないということになります。
集中力が途切れる原因は、内的刺激と外的刺激の2種類があります。
- 内的刺激・・・「喉が渇いた」「腰が痛い」など、自分が原因で集中力が切れる
- 外的刺激・・・「話しかけられる」「電話が鳴る」など、自分以外が原因で集中力が切れる
内的刺激も外的刺激も、日常でよくある光景だと思います。つまりそれだけ集中力が細切れになっていたという事なんです!
内的刺激は自分自身に合わせて対処法を考えなければなりませんが、外的刺激の場合は、例えば
「9~10時の間は話しかけないでもらう」
「メールや電話の対応は午後からにする」
このように、強制的にシャットアウトする事で集中力を保つことができます。
会社内で実践できるようなら、効率が全然違いますのでぜひ試してみてください(^ ^)
3時間の睡眠に匹敵する昼寝
あなたはお昼休みをどう過ごしていますか?
午後の集中力を回復する方法として、コーヒーナップという昼寝がかなり有効であることがわかっています。
やり方は簡単で、
- コーヒーを一杯、一気に飲む
- 15〜20分の昼寝をする
たったこれだけです(^ ^)
睡眠前にコーヒーを飲むことで、ストレスホルモンであるコルチゾールが適度に分泌されて、目覚めから超集中状態にすることができます。
さらに昼寝は夜の睡眠の3時間分に匹敵するというデータもあるくらいです。
昼寝ができるときはコーヒーナップで集中力を回復させて、午後の仕事に臨みましょう!
タイマーを使った超集中法
あなたはパーキンソンの法則をご存知でしょうか?
仕事は同じでもなぜか役人がどんどん増えていく、という不思議な現象を表した法則なのですが、仕事のスピードにも同じ法則が成り立ちます。
つまりは、仕事に必要な時間は、与えられた時間まで膨れ上がるということです。
夏休みの宿題が最終日まで終わらない現象が、まさにこれです(笑)
逆にいうと、短い時間で仕事を区切り締め切りを設ける事で、短期集中で仕事のスピードを加速させることができるのです。
その方法として、キッチンタイマーを有効に使うポモドーロテクニックをご紹介します。
- タイマーを25分に設定して、仕事を始める
- 25分経ったら仕事を止め、5分間の短い休憩をとる
- 1、2を繰り返す
- 4周終わったら、30分の長めの休憩をとる
ポイントは5分の短い休憩は、休憩以外何もしてはいけないということです。
スマホを見たり、ネットを検索したり、飲み物を買いに行ったり、はNGです!深呼吸か瞑想などで過ごしましょう。
実はこの記事も、ポモドーロを使って集中して書き上げているんですよ!
私も長いこと愛用していて、効果が実感できる方法ですので、ぜひ試してみてください。
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