この記事では、仕事でわからないことがあるときの正しい聞き方について紹介します。
職場でわからないことがあると、上司や先輩に質問しなければならないという場面は頻繁に起こりますよね。
質問するのが苦手だったり、上司や先輩が怖かったりすすると、なかなか聞きづらいですよね。
私もどちらかと言えば聞き方が下手な方でして、よく先輩に
「何を質問しているかわかってる?」
と聞き返されるありさまでした・・・
そんな質問下手を解決するのが、質問前の正しい準備なんですね。
この記事で紹介する聞き方を実践することで、欲しい答えが的確に返ってくるようになり、仕事ができるビジネスマンにレベルアップすることができます。
先輩が怖くてもOK!仕事ができる人になるための聞き方
仕事ができる人になるための聞き方は、結論から言うと、質問前の準備が命です!
しっかり下準備をしてから質問に行けば、何も怖いことはありません。
なぜかと言うと、聞きたいことが明確になっているので、先輩も質問を理解しやすいので的確な回答が返ってくるからです。
例えば、あなたの友人があなたに質問をしました。
B「明日のイベントに着ていく服装なんだけど、気温を考えると薄着がいいと思うけど、海岸線だから風が強いかもしれない。お前ならどうする?」
さて、どちらの質問が答えやすいですか?
明らかにBですよね?
Aの質問は、服の何をどうしたいのかがわからないから、こちらから聞き返さないと的確な回答ができません。
こうなってしまうと、先輩もお怒りモード突入、と言うわけです。
質問の前に準備すべき事とは?
「質問の前に準備をしなければいけないことはわかった!でも、何を準備すればいいの?」
こう思いますよね。
結論から言うと、
- 聞きたい内容を文章化する
- 解決策を自分で可能な限り調べる
- 自分が質問される立場なら、どう答えるか考える
これだけでOKです。
順番に説明しますね(^ ^)
聞きたい内容を文章化する
まずは聞きたい内容を文章化することが大切です。
なぜなら頭の中を文章に書き起こすだけで、疑問点が明確になるからです。
例えば、日記に今日の悩みを書き込むと、なんだか気持ちが楽になった経験はありませんか?
これと同じで現象です。
何に悩んでいるのかの本質が見えるようになってきて、場合によっては解決してしまうことさえあります!
簡単だけれどもパワフルな方法です。
解決策を自分で可能な限り調べる
疑問を文章化したら、次はその解決策を自分で調べられる内容なら、できる限り自分で調べてみましょう。
なぜなら、上司や先輩も自分の業務で忙しいので、あなたの質問に答える以外に仕事が山積みです。
そんな中、調べればわかるような内容を質問されると、そりゃ激おこプンプン丸ですわ!
例えば後輩が、
「先輩!Excelで3つ以上の数を足し合わせる関数って知ってますか?」
とか聞いてきた日には
「ググレカス!」
の一言で終わってしまいます。
自分でできることは、まずやりましょう!
自分が質問される立場なら、どう答えるか考える
頑張って調べてみたけれども、どうもわからない。
そんなときは、もし自分が質問される立場ならどう答えるか考えてみましょう。
なぜなら、疑問を客観的に見ることができるからです。
爪を噛むくせがある人がやめようと思っていても、気づかないうちに爪を噛んでしまっている様に、人って自分自身のことは案外気づかないものです。
頑張って調べた知識を駆使して客観的に考えてみると、ベストかどうかはわからないにしろ、何かしらの答えが見えてきませんか?
いざ、質問しよう!
ここまで考えて答えが導き出せない場合、いよいよ先輩に質問してみましょう!
具体的な聞き方は簡単で、これまで紹介した3ステップの準備の内容をそのまま伝えればOKです。
おさらいしてみましょう。
- 聞きたい内容を文章化する
- 解決策を自分で可能な限り調べる
- 自分が質問される立場なら、どう答えるか考える
でしたね!これをそのまま質問にしまいましょう。
- 〜の内容について悩んでいます。
- 〜まで自分で調べてみましたが、わかりませんでした。
- 自分なりに考えると〜だと思うのですが、先輩の意見を教えてください。
これでパーフェクトです。(もちろん「お時間よろしいでしょうか?」とかの基本的な礼儀は忘れずに!)
なぜなら、質問してきた後輩がどこまで理解していて、どこをアドバイスすれば良いのかが明確に伝わるからです。
教える側は短時間で的確な助言ができます。
さらに「自分でも解決しようと努力したという姿勢」も伝わりますので、かなり好印象になるはずです。
自分が相談される先輩の立場なら、「こいつ、頑張ってるな!」と思うはずです(^ ^)
先輩や上司が怖い理由
質問するときに上司が怖い顔をしたり、先輩が不機嫌そうにするのは、聞き方が悪いことがほとんどです!
なぜなら、自分の仕事を止めて時間をあげているのに、有意義に使われていないと感じるからです。
急いでいるのに知らない宗教の勧誘に引っかかって、意味がわからない質問を連発されて、あわよくば集会に参加させられそうになった経験はありませんか?
これは僕の経験ですが・・・あんな感じです。そりゃ怖い顔にもなりますわ!
一方で、後輩側の意見として
「後輩を教育することも上司や先輩の仕事だ!怒るのはおかしい」
と感じる人も多いと思います。
確かにこれも一理ある意見ではあるのですが、上司や先輩の仕事はそれだけではありません。
あなたの想像もつかない様な大量の仕事が残っていたり、重い責任の中、難しい判断を迫られているかもしれません。
そう、あなたにばかり構っていたら、仕事がいつまでたっても終わらないのです。
今回紹介した方法を使えば、的確な質問ができるので、先輩や上司の時間を奪うことなくお互い気持ちいいコミュニケーションが取れるはず!
質問しなくても仕事ができるようになる方法
若手の頃は質問してなんぼのところがありますが、徐々に年数を重ねてくると
「お前何年目だよ!」
とキレられてしまう、なんてこともあるかもしれません。
質問しなくても自分で仕事を回せるようになりたい、と思うならこれを実践しましょう!
- 聞きたい内容を文章化する
- 解決策を自分で可能な限り調べる
- 自分が質問される立場なら、どう答えるか考える
は?質問する準備と同じじゃないか?
その通り!この思考を続けることで、どんどん実力がつく魔法のステップだったのです(笑)
魔法は大げさでした・・・でも仕事の力がメキメキ上達するのは本当です。
依頼された仕事を依頼された範囲したやらない社員と、自分で調べて、考えて、それを元に仕事に取り組む社員とでは、数年後に実力は雲泥の差。
ほとんど先輩や上司に質問しなくても、仕事ができる様になっているはずですよ。
結論、質問は準備が10割です
大事なことなので、最後にもう一度質問の前の準備をおさらいしましょう。
- 聞きたい内容を文章化する
- 解決策を自分で可能な限り調べる
- 自分が質問される立場なら、どう答えるか考える
何度も言いますが、質問するときは準備が一番大切です。
仕事ができるビジネスマンほど、的確な質問で他人の時間を奪わずに、欲しい情報を得るのが得意だったりします。
あなたもこの思考を習慣化して、着実にレベルアップしていきましょう(^ ^)
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